学生時代はブレイクダンスに打ち込んでいた私が、社会人になってから出会った新しい情熱——それがブラジリアン柔術でした。

26歳のとき、地元・兵庫県から東京に仕事で上京。新しい土地での生活に慣れる一方で、どこか物足りなさを感じていた中、ずっと気になっていたブラジリアン柔術ジムの門を叩きました。

入門したその日から、技の奥深さ、身体を使った知的な駆け引き、人との交流——ブラジリアン柔術の魅力に一気に引き込まれました。そして何より、それが社会人生活を豊かにしてくれたことに感謝しています。

同じように、忙しい毎日の中でも楽しめて、気づけば夢中になれるような時間や場所を必要としている人がきっといる。そんな想いから、このジム「BACK TO BACK」を始めました。

「BACK TO BACK」は英語で「連続して」という意味があります。まさに、技を連ねるブラジリアン柔術そのものの魅力を表しています。そしてブラジリアン柔術における“BACK(バック)”ポジションは、勝負を決める大切な位置。この言葉に、僕のブラジリアン柔術への想いを詰めこみました。

仕事や家庭とはまた違う、“第三のコミュニティ”として、BACK TO BACKが誰かの拠り所になるよう、これからも日々、心を込めて運営していきます。